元気ショップについて

1 設立経緯

平成17(2005)年7月『市長と”おしゃべり”しませんか』という市民対話(タウンミーティング)の場で、精神障がい者の作業所で働いている方から「自分たちの作っているケーキに自信がある」 、「ケーキを札幌の中心部で売って、たくさんの人に食べてもらいたい」 などの意見があり、市長と札幌市はその発言に応えるべく全力を尽くし実現へと向かった。

「障害者週間」(12月3日~9日)に合わせ、平成18(2006)年12月2日午後、札幌の中心地である中央区大通に、「札幌市障がい者施設等製品常設販売所」として元気ショップがオープンしました。オープンと同時にNPO法人さっされんが運営団体となりました。

2 目  的

障がい者が利用する施設等で作られる製品の販売を促進することにより、障がい者の社会的自立や活動等の理解を進めるため、常設の販売所が運営されています

(1) 施設や作業所で働く障がい者が「自分たちが作った商品を多くの市民に買ってもらいたい」との想いを受けて開店
(2) デザイン・素材に工夫を凝らした日用品やかわいい木工品・手工芸品、道産品にこだわり、添加物を使用していないお菓子・パンなど身体に優しく安全安心な食品を扱っています
(3) 元気ショップは、「福祉ショップ」を標榜するのではなく、“商品の品質で勝負したい!”とのコンセプトのもとお客様の声を大切に、製品を作る障がい者と販売スタッフが共に一丸となって質の良い商品を提供しています

3 元気ショップの活動

各施設・イベントに出向き、販売することにより、障がい者施設製品の理解促進及び工賃の向上を図っています

    『出張販売』  イオン各店、郵便局、各種イベント、社内販売など
    『元気ショップ&小規模作業所』  元気ショップ及び各作業所が共同出店

4 取扱品目等

食品 手づくりパン、手づくりスイーツ、ジャム、はちみつ、手づくり味噌、天然だし、だし昆布、コーヒー、麺類、漬けもの、珍味、スモークチーズ 等
手工芸品 コーヒーカップ、湯のみ、各種食器、灰皿、カードケース、保険証入れ 等
布製品 ストール、バック、おもちゃ、のれん、ふきん、タオル 等
革製品 キーホルダー、ストラップ、名刺入れ、カードケース 等
紙製品 ポストカード、便箋、封筒 等
木工品 キーホルダー、ストラップ、玩具、なべ敷き、一輪ざし 等
農業製品 野菜、乾燥野菜、野菜加工品 等
芸術品 七宝工芸、陶芸作品 等
季節製品 クリスマスツリー、ハロウィン飾り、雛祭り飾り、兜飾り、正月飾り 等
その他 写真現像
箱折、袋詰め、軽作業、PC入力
(各種役務)テープ起こし、清掃 等


5 元気ショップの位置

住所 札幌市中央区大通西3丁目 地下鉄南北線大通駅コンコース内
電話 011-210-1147
Fax 011-210-1211

 営業時間  平日  8:00~20:00
 土・日・祝日  10:00~19:00
 休業日  12月9日棚卸
 年末年始(12月30日~1月3日)

6 アクセス