札幌市は、平成18(2006)年12月、『札幌市障がい者施設等製品常設販売所』として、元気ショップを開設しました。
元気ショップは、障がいのある方が利用する施設等で作られる製品の販売を促進することにより、障がいのある方の社会的自立や活動等の理解を進めるために設置された常設の販売所です。
札幌市中央区の地下街で障がい者が丹精込めて作った製品を販売しています。
都心の恵まれた立地条件で客足は途絶えません。市営地下鉄南北線大通駅のコンコースにあり、ガラス張りの店内には天然酵母のパン、道産小麦クッキー、動物をかたどった木工品、布製品など約4,300種の商品が展示販売されています。
常設店のほか、各施設・イベント・企業内イベントに出向き、販売する出張販売も実施。
【コンセプト】
1 施設や作業所で働く障がい者が「自分たちで作った商品を多くの市民に買ってもらいたい」との思いから開店。
2 デザイン・素材に工夫を凝らした日用品や可愛い木工品・手芸品、道産品にこだわり添加物を使用していないお菓子・パンなどカラダに優しく安全安心な食品を扱う。
3 「福祉ショップ」を標榜することなく、“商品の品質で勝負したい!”とのコンセプトのもとお客様の声を大切に、製品を作る障がい者と販売スタッフが一丸となって質の良い商品の提供。
オープンまでのいきさつ
2005年7月『市長と”おしゃべり”しませんか』という市民対話(タウンミーティング)の場で、精神障がい者の作業所で働いている方から
「自分たちの作っているケーキに自信がある」
「ケーキを札幌の中心部で売って、たくさんの人に食べてもらいたい」
などの意見があり、市長と札幌市はその発言に応えるべく全力を尽くし実現へと向かった。12月3日から9日までが「障害者週間」ということもあり、 それに合わせ2006年12月2日午後に札幌の中心地である大通りにオープンした。
新着情報
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